2024年1月からアニメとして連続2クールで放送。
原作は既に完結済みで、一期1クールは妹救出の話、一期2クールは翼獅子開放の為最深部に向かう話となってます。
2クールの終わりはチェンジリング回の次、最深部へ向かうためにケーブルカーに乗って下っていく所まで。
全体的に剣と魔法とファンタジーの世界観でありながらも2クール後半で壁に鉄パイプや歯車、ケーブルカーみたいなものまであることから、機械技術も多少発達してる世界観という事が分かりました。
基本的にはライオス達が中心で魔物を利用して料理を作るパターン。
見た感想としては話作りが丁寧だし魔物を調理するという上で、魔物の生態への解釈が他とまた違ってたりして面白かったですね。
特にめちゃくちゃだったのは亡霊を撃退するのに厄除けになる調味料や食材を瓶に詰め込み亡霊をぶん殴ってアイスを作るとかめちゃくちゃだったけど妙に説得力はありましたからね。
チェンジリング回ではグリフォンがヒポグリフに変化したのを見抜き、肉の性質も別物になるというのが面白かったし、チェンジリングの現象がキノコの胞子が原因という解釈も面白かったですね。
ダンジョンも精霊の繁殖譲渡してダンジョ二ウムというものを利用し、自家製のダンジョンが作れてしまう授業とか、よく考えられてるなと・・・
アニメーションはキルラキルを始めとした数々の作品、最近ではグリッドマンを手掛けたTRIGGERが制作とあってアクションシーンは極まってましたね。
ドラゴン戦の緊迫感もそうですが、2クールから参加のイヅツミ対アイスゴーレムの戦いは、アイスゴーレムの重さに対してイヅツミの身軽さの表現が良かったですね。
戦ってる場所が雪が積もってる場所だったので、より感じましたね。
二期は登場する人物も増えてファリン救出の展開は激化し加速を増すでしょうが、この丁寧さとモンスターへの独特な解釈にも期待したいですね。