アニメ 桃太郎伝説 童友社プラモデル PEACHBOY LEGEND 01「桃太郎」
桃太郎と言えば、日本の昔話の中では一番有名な話です。
その桃太郎を「さくまあきら」がゲーム化。
後に、設定を変えたアニメ化となり、現在ではハドソン主力の鉄道すごろくゲーム「桃太郎電鉄」シリーズとして続いている。
で、ここで紹介するのはアニメ版「桃太郎伝説 PEACHBOY LEGEND」
ゲームの主要キャラをそのままに、パワードスーツ「変化テクター」を取り入れ一種のメタルヒーロー物として放送。
物語は、鬼ヶ島に鬼退治に行く設定はそのままだが、ラスボスが閻魔大王や、他に金太郎、浦島太郎、龍神太郎、一寸法師、かぐや姫などを加えたギャグアニメとなっている。
マイナーアニメでは在ったもの、リアルプラモの販売を主力とする「童友社」からプラモデルも発売されている。
さて、長くなりましたが
桃から生まれた正義の子!
童友社より発売の、桃太郎伝説 PEACHBOY LEGEND(1)桃太郎です。
お婆さんは黍団子、お爺さんは鎧を作ってくれました。
それがこの変化テクター・・・って、お爺さん凄すぎ;
「桃変化!」の掛け声と共に装着し「桃太郎、見参!!」のキメ台詞で登場する。
見た目はまるっきりSDガンダムBB戦士とにていますが、精密さでは一歩劣っております。
まあ、当時としてはこの位が多かったか、キャラ物のノウハウが無かったかのどちらかでしょう。
正面の画像を見てもらえば分かるように、目の焦点や文字がズレていたりします。
それに加え、シール自体が付き難く剥がれ易い物となっています。
左右の刀は鞘にはちゃんと納まりますが、手に持つには幅が足りません。
後ろに背負っている槍や薙刀は、しっかり持てる様にですが;
後、肩アーマーの部分が稼動します。
兜は脱着可能。
そして、このプラモの特徴として、二面式となっており、余りの目のシールをつける事で、もう一つの表情に出来ます。
私の場合は、瞳無しのシールを付けて未着装形態にしています。
また、胸のエンブレムも、取り外し可能の両面使用となっており、文字無しにする事が出来ます。
こう言うギミックは、ちょっと面白いです。
基本的にはBB戦士の類似ですが、二面頭部の使用は、別モードを連想出来たり良い感じです。
残念なのは、シールが適当な所。
まあ、同時期の物は、殆どが自力で何とかしなければならない物でしたからね。
そう思うと、今のプラモは昔のモデラーにとっては温い物なのだろうか?
そんな事を思います。