先月TGSにて配布されたこの体験版ソフト。
さて、体験版と言えばもうすっかりネットからのDLが主流です。
正直、今のご時勢ソフトでの体験版配布と言うのはいささか効率が悪いかもしれません。
また、旬が過ぎれば価値も無くなり処分に困ると言う事も・・・
ですが、そんな体験版ソフトでも、やはり貰えれば嬉しいものです。
ってな訳で、体験版をサクッとクリアしたのでその感想とかなんとか。
本ソフトは、三つの体験版と一つの隠し体験版で構成されております。
「イナズマイレブン2~脅威の侵略者~」
「レイトン教授と魔神の笛」
「二ノ国」
そして「レイトン教授とロンドンライフ」
イナズマイレブンは既に発売済み、レイトン教授は11月ともうすぐ、ロンドンライフはレイトン教授クリア後にプレイ可能と言う事で、実質現段階で体験版として機能しているのは二ノ国だけです。
正直、ロンドンライフは体験版と書かれて無かっただけに、製品版かと勘違いしましたが、残念ながら体験版と。
しかも、魔神の笛のクリア後に出来るゲームなので、発売されれば2作品が一本の値段で手に入るって御得な訳ですな。
では、体験版の内容です。
まずはイナズマイレブン2。
中学生のサッカーに賭ける熱い情熱と友情を描き、弱小サッカー部が全国を目指すと言うありがちなストーリーですが、度肝を抜くような必殺技や設定の数々に驚かされた前作から一週間後、話は世界・・・から、行き成り宇宙へと飛びます。
タイトルの脅威の侵略者とは、正に「宇宙人」の事。
サッカーとRPGの融合、そして必殺技の数々と、色々ぶっ飛んでるなと思ったら、2でここまで飛ぶかと・・・
しかしまあ、これのTVシリーズが中々面白くてねぇ。
ま、それはさて置いて、RPGとは言え基本はサッカーゲームと言う事で、レイトン教授と悪魔の箱に入っていた前作はスルーしてましたが、今回はちょっとちゃんとやってみようと思いました。
ゲームの流れは、河川敷集合からイナズマキャラバン出発まで。
戦闘はエンカウント方式で「サッカーバトル」と言う名目で試合が行われます。
一点先取で、フィールドは小さめ、3on3でのサッカーとなります。
チーム戦になると、ポジションとか細かい所が出てきて、本格的になります。
操作に関しては、RPGは特に目立った所はありませんが、サッカーに関しては、タッチペンオンリーで、キャラクターの進行、パスの指示などが出来ます。
キャラクターは基本的には自動で行動をし、任意の位置まで線を描いて誘導します。
パスの場合はタッチ。
相手チームとぶつかると、三種のコマンドが選択可能で、コマンドを選択するとCGデモでその様子を見せてくれます。
で、感想ですが、操作は基本二つだけなので、難しい事は無いですが、やはりポジションとかちゃんと分かってないと難しいですね。
線で誘導はやりやすいですが、パスがイマイチタイミングが合わなかったりと苦戦します。
また、相手を避けきる事が出来ず、すぐCGデモに突入してしまうのがちょっとテンポ悪いかなと。
まあ、ここは慣れでしょうね。
後、タックルとか通常のカットが信用出来なく、必殺技に頼ってしまいがちになりますね。
まあ、この位のサッカーゲームなら、プレイしてみたくはなりました。
ストーリーも気になりますしw
で、次にレイトン教授。
流れは街へ向かう車の中から、ルークとの初対面まで。
レイトン教授はアニメーションが今回も良質で、体験版と言う事を忘れてしまいそうです。
しかし、ナゾトキは今までと変わらないので省略。
なお、ルークとの初対面までと書きましたが、ルークはゲーム中で会う事は出来ず、ムービーのみの登場となっています。
で、今回は予約特典無しかしら?
もかしてまた直前まで黙っとくつもりかい?
さて次に二ノ国。
流れはニノ国到着からネコの王が住む城に着くまで。
直線で考えると短いですが、寄り道を含めると三作の体験版では一番長かったりします。
戦闘は従来のRPGと同じですが、驚いたのが、タッチペンでキャラの配置を自由に動かせる事が出来ます。
で、この方法で属性攻撃を受けない仲間を先頭にして、その後ろに配置して安全に攻撃したりと言う事が可能です。
また、体験版でありながら、三つのサブクエストも出来る様になっており、中々中身のある体験版でした。
が、この三作をやり終えて考えみると、TGSで10分間の試遊って短過ぎですね。
だって、三つともムービー入ってイベントも入ってますしね。
これはこの体験版をゲット出来ないと、面白さが伝わらなかったかもしれませんね。
そして最後はロンドンライフ。
レベルファイブのレイトン教授シリーズに「MOTHER3」の開発チーム「ブラウニーブラウン」が協力した100時間遊べるRPG。
内容は、レイトン教授が住む「タイニーロンドン」に、プレイヤーが引っ越してくる。
そこで、いろんな人の悩みや依頼を解決し「ハッピー」を集めると言うのが主な目的。
しかし、やる事なす事は基本的に自由。
ロンドンライフを楽しむのも良いし、ハッピーを集めるのも良い。
ようはどうぶつの森とかシムピープルとかそんな系列。
で、開発にブラウニーブラウンが関わってる為、グラフィックがMOTHER調のドット絵となっております。
懐かしいけど新鮮な感じのドット絵となっています。
あ、ゲームの流れはレイトン教授と同じ格好になる服を集め、それを着てレイトン教授に話しかける事。
建物の中や、郊外には行けず、歩ける範囲は狭いです。
その中の人々全員に話し掛ければ、服は入手できます。
また、指定された服以外にも入手できるので、ちょっとした着せ替えは出来ます。
プレイヤーは最初に性別が選択でき、髪型、顔、服装、肌色、髪の色などが変更可能。
色や髪型、服の名前にMOTHERを思わせるようなセンスが伺えます。
しかし、ただ服を探し回るだけってのはさびしい感じでしたね。
本当におまけで入っているみたいでしたし。
しかし、100時間遊べるこれを魔神の笛と一緒にするとは・・・
これは別々にした方が要領ももっと使えて、100どころか一生遊べるRPGに出来たんじゃないかと。
後、これって最初携帯コンテンツじゃなかったっけ?
まあそんな事はさて置き・・・
どれも短いながらも感じが掴めて面白い体験版でしたが、ロンドンライフに関してはもうちょっと欲しい所でした。
魔神の笛をクリアしないとプレイ出来ないって所も勿体無いですね。
これ単品でやった方が幅が広がって良いと思うんですけどねぇ。
ま、何にせよ楽しみなのは変わりないです。
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