模型会社の老舗「タミヤ」の主力商品「ミニ四駆」
過去二回に亘り爆発的なブームを起こしたミニ四駆。
現在でも爆発的ではないが、子供から大人まで幅広く愛されている。
さて、そんなミニ四駆第二次ブームにやっていたのが「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」
コロコロコミックで原作が連載され、後にTVアニメにて長期に放送されており、続編の「爆走兄弟レッツ&ゴー!! MAX」
まで、およそ三年間放送されていた。
内容は、ミニ四駆好きの兄弟、兄の「烈」と弟の「豪」がミニ四駆開発者の「土屋博士」と知り合い、ミニ四駆の可能性を高め、様々なライバルと戦いマシンと共に成長していく。
やがては世界大会に出場し、世界のライバルと戦う。
これが第一シリーズの大まかな内容。
第二シリーズのMAXでは、兄「一文字豪樹」と弟「一文字烈矢」が、エリートミニ四レーサー養成機関「ボルゾイスクール」と戦う話。
基本的にこの作品のミニ四駆は、タミヤのプラモではなく小型の高性能マシンとして登場する。
様々な必殺技を駆使したり、世界征服を目論む組織など、子供向けのホビー作品らしい要素が満載である。
今で言う「遊戯王」みたいな感じ。
最終的には宇宙まで行った気がする。
そして、その間に出たゲームとして、第六弾になるのが今回ひょんな事から手に入れた「爆走兄弟レッツ&ゴー!! エターナルウイングス」である。
第一シリーズからMAXまでのキャラクター、マシンにオリジナル主人公を加え、ストーリーモードも各キャラクター分あります。
第二回ワールドグランプリ開幕直前、世界各地のレーサーに届けられたボルゾイ主催の謎の大会の招待状。
最も早い者を決める、それだけで理由は要らなかった。
招待状を受け取ったレーサー達は、大会の会場となる島へと訪れる。
しかし、そこにはボルゾイの罠が仕掛けられていた。
と、ざっとこんな感じ。
過去に一回プレイした事がありますが、レツ&ゴーは基本的にミニ四駆任せのゲームで、プレイヤーが出来る事はセッティングが殆どとなっていましたが、この作品では通常のレースゲーム同様に操作が出来ます。
とは言え、やはりミニ四駆なので難しい操作はありません。
気をつける事があるとすれば、バッテリーの消耗です。
通常のレースゲームではガソリンの表記はありませんが、このゲームではバッテリーの表記があり、バッテリーが切れるとスピードが出なくなり、必殺技も出せなくなります。
このゲームの鍵と言っても良いでしょう。
まあ、ちゃんとカスタマイズも可能で、カスタマイズできる箇所は多いものの、各パーツは場所によっては3~6個と少なめで、手軽に楽しめる仕様になってます。
また、ストーリーでは原作、アニメでは顔を合わせなかったキャラがフルボイスで絡むので、ファンには貴重なゲーム
となってます。
また、ストーリーモードの他に、フリーモード、コースエディット、オプションがあります。
コースエディットでは独自のコースが制作出来、テスト走行も可能。
ストーリーとは別にコースデータがセーブ出来、作ったコースを友達の所に持っていって遊べたり出来ます。
フリーモードでは、VS、タイムアタックが選択出来、備え付けの標準コースとエディットで制作したコースも使用可能です。
オプションでは各種設定の他におまけがあり、おまけにはムービー、CGギャラリー、ランキングとあります。
そして、ストーリーであるシナリオをクリアすると隠しシナリオが選択できます。
久々にプレイしましたが、エディットが面白いですね。
コースパーツに上りパーツがあり、それを三段階まで高くして、そこからジャンプ台で飛び降りる。
その時必殺技で加速するのが気持ちよかったりします。
滅茶苦茶なコース作ってそこで複数のCPUと走り出したり、指定範囲限界まで使ったコースで走ったりとか・・・
後、必殺技を叫ぶのが良いですね。
ゲームとしては特に突起して面白い所はありませんが、特につまらない事も無いですね。
ちなみに、声優として「渕崎 ゆり子」「池澤春菜」「日高のり子」「渡辺久美子」「結城比呂」などが声を当てていた。
さて、ゲームとして可もなく不可もなくと言いましたが、実はこのゲーム、隠しシナリオにてとんでもない暴露話をしております。
それは、前作の「爆走兄弟レッツ&ゴー!!ハイパーヒート」にて、次回作アンケートで起こった出来事。
この暴露話を聞くと、エターナルウイングスがやけにキャラクター寄りなゲームだと分かります。
暴露話については、ゲームを買って見るか、どっかで調べて下さい^^;
まあでも、当時原作。アニメ、ミニ四駆に嵌ってた人なら懐かしく面白いゲームですよ。
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爆走兄弟レッツ&ゴー!! エターナルウイングス
