デジモンセイバーズ THE MOVIE~究極パワー!バーストモード発動!!~

自らがデジモンとなるデジモンフロンティアから、人間とパートナーデジモンと言う位置に戻し、キャラデザを変更したこのシリーズ。
初となるのが、敵デジモンをぶん殴りそこから入手したデータでパートナーデジモンを進化させる主人公「大門 大(だいもん まさる)」
今までのデジモンでは小学生が主人公であったが、セイバーズでは中学生となっている。
しかし、ヒロインである「藤枝 淑乃(ふじえだ よしの)」は18歳と言うデジモンシリーズ最年長のヒロインでもある。
その為、車の免許を持っている為、主な移動手段は車である。
旧シリーズからの脱却、新しい試みを行なっての事だが、人気に関しては今一でる。
また、OPが「和田 光司」氏では無い事も関与しているが、和田 光司氏は第二期OPで主題歌を担当、これはファンの声を受け入れた容となるが、それと同時にデジモン初のOP変更作品でもある。
しかし、ロイヤルナイツの登場メンバーが唯一多い作品でも有る。
そして、人気が今一だった為に、玩具展開の「超進化シリーズ」で唯一究極体が発売中止された作品でもあるが、近年において何故か海外の「バンダイコリア」より「シャイングレイモン」「ミラージュガオガモン」「チィリンモン」(チィリンモンのみ完全体)が発売されている。
日本での購入方法は不明。
そんなデジモンセイバーズですが、一応映画もされておりますが、他と比べて値段が安く、内容も20分と、劇場版デジモンアドベンチャー以来の短さとなっております。
突然と現れた謎のイバラによって、東京は廃墟と化していた。
そのイバラに大門 大とDATメンバーも囚われ、残されたのはアグモン達のみとなった。
落胆するアグモン達の前に、デジモンに追われる一人の少女「リズム」が現れる。
リズムを助け出したアグモン達は、その元凶がアルゴモンである事を知る。
東京、そして大達を助ける為、アグモン達はアルゴモンを倒す事を決意する。
果たしてアグモン達はアルゴモンに勝てるのだろうか?
とこんな感じ。
今作品の特徴は、人間側は大のみしか出てこず、全面デジモンのみの登場である。
また、東京がイバラとなった、アルゴモン襲来、大達の囚われた瞬間なんて細かい所はすっ飛ばしてます。
そんなんで面白いのか?と聞かれれば今までのデジモン映画に比べれば説明が弱いですが、その分アクションパートが良いので、駄作とは言い切れません。
そんな感じで感想。
え~、まず一言・・・
ララモンとはなわで全部持って行かれてます。
上記にも書いてあるとおり、説明は不足してますがアクションは良い感じです。
前半に中華店で、ゴブリモン達との戦闘がありますが、ガオガモンのカンフーアクションがあり、アグモンのベビーフレイムとか良い感じです。
が、ララモンのソーセージヌンチャクには負けてる感じです。
その後、アルゴモンの元へ向かう途中でリズムがデジモンある事が明かされます。
人間体に関しては、デジモンアドベンチャー02の「アルケニモン」「マミーモン」の例がありますが、人間体デジモンと言うよりは、デジモンアドベンチャーの「ゲンナイ」見たいな存在と言う方がしっくりするかもしれません。
で、アルゴモンの居るビルを屋上まで上るのですが、上り始めにガオガモンがゴブリモンを引き付け、イバラを伝って上る最中にララモンが飛行デジモンを引き付けるシーンがあり、その後も少し映るのですが、ガオガモンやアルゴモン戦より印象が強いです。
肝心のアルゴモンですが、完全体ですが、アグモンにイバラを燃やされたぐらいで究極体になる弱さとは・・・
その後、大が復活でシャイングレイモンとなりますが、ララモン、ガオガモンの究極体は無し。
それどころか眠りから覚めたはずのララモンのパートナー、淑乃とガオモンのパートナー「トーマ・H・ノルシュタイン」の登場は無し。
究極体戦は力が入っており、良い感じのバトルとなっております。
しかし、シャイングレイモンってあんなデカかったけ?
まあ究極体の殆どはデカイので良いんですが、見方によってはロボ戦に見えますね。
結局はシャイングレイモンのみでアルゴモン撃破となり、デジタマへ還ったアルゴモンと共にリズムはデジタルワールドへ。
結局アルゴモンは、人間達の欲望でデジタルワールドが危機にさらされるの防ぐ為に人間界に進行、リズムは制止力としてアルゴモンと共に居たようだが、力不足の為止められなかったと見る事が出来る。
最後のデジタルワールドへ帰る所も、リズムとアルゴモンは敵対関係では無いように思える。
で、そのアルゴモンだが、ゲスト声優としてベースを使用した音楽系お笑い芸人の「はなわ」が声をしている。
劇中では特になんとも無かったが、EDでは、はなわそのものが登場。
EDは後期OP「ヒラリ」と共に、本編のNG集と、完全に香港映画を意識した作りとなっている。
アニメのNG集がEDと言うのは珍しいもので、あるとしたらトイ・ストーリーなどのCGアニメぐらいでしょうか?
で、そのNG集にはなわが登場。
アルゴモンが究極体に進化する所で、出てきたのがはなわ。
ここではなわが究極体である事がうかがえる。
そしてED終了にはリズム、アグモンを挟んではなわがセンターで締めるというEDとなっている。
映画としては完全にアニメ映画の分類に入り、いままでデジモン映画を見てきた人にとっては大変つまらない内容になっていると思う。
しかし、説明が不足しているが、予想や理由は付けやく、アクションも悪くないので、単純に見られれば面白い作品でもある。
あ、後、はなわが許せるかどうかも・・・
今の所、DVD二本、ビデオ二本でデジモン映画を見ましたが、個人的には全作品をDVDで集めたいなと。
ビデオ買った方が安いですが、TVの明るさが足りない為、暗い場面が凄く見難いんですよ。
ちょっと室内のシーンがあるとまったく見えないですからね。
どうにかしたいですね。
あ、それと鎧闘神戦記届きました。
明日か火曜に久々にレビューでもしたいと思います。
そんな感じ。

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