少女は眠り、夢を見る。
それは楽しい?
それとも悲しい?
もしかして・・・怖い?
夢の中なら何でも出来る。
夢の中なら何でもなれる。
でも、起きたら全ては消えてしまう。
だから日記に書いておく。
私の「ゆめにっき」
久々にフリーゲームに挑戦しました。
と言う前に、このゲーム自体は前からちょっと話は聞いていました。
とりあえず「怖い」と言う事。
ゲームは2005年辺りに「RPGツクール2003」を使用して作られており、その独特な世界観で、根強い人気を得ております。
現在はバージョン0.10が公開中。
ゲームはいたってシンプルかつ明快。
主人公は夢の中で「エフェクト」と呼ばれるアイテムを集めるのみ。
ただそれだけ。
ゲームは初め、もっとも基本的な操作が表示された後、主人公の部屋から始まります。
主人公の部屋から出る事は出来ません。
唯一外が見られるのはベランダのみ。
セーブを行う為の机。
テレビを付けてゲーム機を触ると、ミニゲームがプレイ出来ます。
部屋で出来る事はそれだけ。
そして、ベッドに入ると夢の世界へ・・・
夢の世界は同じ部屋から始まります。
部屋のドアが開けられますが、部屋から出るとドアが円を描いて立っている部屋があります。
ドアは全部で18在り、各ドアの模様はその世界の入り口となっています。
夢の世界には全部で24のエフェクトが置いてあり、エフェクトを入手する事で、そのエフェクトの起こすアクションでイベントが発生したり、通れない道を通れたり出来る。
だが、先にも言ったように、このゲームは「怖い」と評価のあるゲームである。
バイオハザードのようなパニックサバイバルホラーでは無く。
弟切草のようなサウンドノベルでは無く。
サイレンやサイレントヒルのような暗闇のホラーでも無い。
ではどのような「怖さ」なのか・・・
それは「精神的な明確でない何か」だと思います。
夢は人の精神の表れでもあって、はっきりとせず、幻のようで言葉では表し難いものです。
暗い雰囲気で怖さを出してる部分もありますが、それに拍車をかけてるのが、マップのグラフィックと不可解なイベント。
マップグラフィックはこのゆめにっきの最大の特徴で、製作者は病んでるんじゃないか?と言われるほどの出来であり、イベントも同様。
全てがノーヒントと言うか、ヒント事態欠片も無いので、自力でイベントを見つけ出すしかない。
イベントでは、突然場面が切り替わり、意味不明なムービーが流れたりし、ちょっとしたドッキリな所もある。
子供の頃なんか、別に何とも無いものが「何か知らないけど怖い」と言うのが在ったと思います。
このゲームは正にその感覚です。
しかし、見方によればこのゲームは、RPGツクールでここまで出来るのかと思わせる事もあります。
その場面がMOTHERに似たマップだったり、ドラクエなどFC風RPGに切り替わったりと、グラフィックの作りこみなど良い所もあります。
ただ、このゲームを長時間プレイするはお勧め出来ません;
何故なら、あまりのマップグラフィックに、私はプレイして三つ集めた所で頭が痛くなって来ました^^;
注意事項としては・・・子供はトラウマ確実なので、お子さんが居る方は子供を遠ざけましょうw
後、心臓の弱い方、ホラー物を見たら夢に出る方は控えましょう。
まあ、あくまでも私が思う注意事項です。
やりたくないけど見てみたい人は、ニコニコ動画か動画サイトで探して下さい。
プレイするよりか楽に見れると思いますが、やっぱり精神的にキツイです^^;
ゆめにっき公式サイト「KIKIYAMAHP」
攻略サイト「非公式ゆめにっき」
ゆめにっき
