一つのドリルを手にした事から始まる、銀河の命運をかけた一人の男の物語。
ロボットアニメでは異例の、2クールで四部構成と言う、無謀な展開でしたが、熱血ロボット物として、最後まで熱く貫き通したこの作品。
あまりに早いせいか、TV終了後に商品展開が本格化。
その内の一つがDS「天元突破グレンラガン」
本作は、主人公「シモン」となってTV同様のストーリーを沿って行くものですが、ゲームオリジナルキャラの登場や、進行上により若干TVとは違う展開となっています。
最初はストーリーのみ選択可能。
恐らく、クリア後にモードが追加するでしょう。
ゲームは、アドベンチャーパート→バトルパート→アドベンチャーパートとなっており、アドベンチャーパートでは、2Dでシモンを操作して会話して行くだけ。
バトルパートは3Dを使用したエリア内バトル。
下画面はレーダーとスピード調節、それと必殺技の選択となっており、上画面は機体の位置からフィールドを見た画面となっている。
操作は、十字キーの左右と、YとAボタンで旋回、上とXでスピードアップ、下とBでスピードダウンとなっている。
移動は自動で、スピードは三段階まで調節が可能。
三段階目はブースト移動で、オーバーヒートを起こすと一定時間行動不能となる。
移動に関する操作はタッチペンでも可能だが、攻撃はタッチペンのみとなっている。
基本的に必殺技しかなく、ゲージ制で一度使うと再充電が必要。
ゲージが溜まるとロックオンに変わり、敵が攻撃可能範囲に入ると点灯する。
攻撃は、レーダー内に表示される三つの範囲に敵が入った時のみ可能。
よって、使用できる必殺技は三つ。
ロング、ミドル、ショートの三タイプ、それ以外に能力を上げるアシスト技もある。
ロングは、複数の攻撃可能な技が多く、ミドルは攻撃力が高い。
ショートは足止めなどどちらかと言えばアシスト系か・・・
攻撃時には、画面が切り替わり、上画面はアニメーション、下画面はタッチアクションになっている。
アクションの条件を満たすと、必殺技が成功。
失敗しても攻撃は当たるが、攻撃力が弱くなってしまう。
なるべく成功させよう。
タッチアクションは技によって様々であり、技発動時にはキャラクターが技の名前を叫ぶ。
なお、青で表示されてる技は、タッチアクション無しですぐ使える。
敵を撃破すると、フィールド上にアイテムを落とす場合があるが、レーダーには表示されないので注意。
戦闘が終わると、スコアが表示され、クリアタイム、撃墜数などが表示される。
結果次第では、新たな必殺技が入手できるが、使用できるのは先の話です。
各言う私は、まだ序盤なのでカスタマイズ等が使用不可ですorz
感想としては、ボイスが充実しているのと、CGが滑らかに動く所が良いですね。
しかし、アドベンチャーパートが単調な所、バトルパートでの自機の移動がオートな所が残念。
常に前に進むので、攻撃後距離を取るのに旋回しなきゃいけない。
後、必殺技しか使用できず、連続して使うと逃げ回る事しか出来ない。
タッチペンアクションがおまけ過ぎるのも何とも・・・
普通にガンガン戦えるアクションの方が良かったと思う。
バーチャロンタイプのが丁度良いかも知れない。
やはりキャラ物はキャラ物と言う事か・・・
あ、同梱のオリジナルアニメDVDについても一言。
グレンラガンのアニメ!
ではなく、普通のアニメレベルに落ちてるのがちょっと気になったかなぁ、と・・・
まあ、悪くは無いんですけど、ゲームストーリーの方を重視にしてるので、ゲーム前に見ると「?」になります。
しかも、ストーリーが途中なので、話を繋げるには中途半端な位置で見なければなりませんねぇ・・・
普通にオリジナルの展開してくれれば良いのに・・・・
個人的には「悪くは無いけど良くも無い、ちょっとがっかり」って所ですかね。
後、ストーリーはマルチエンディングだそうで、もしかしたら・・・・